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485系→183系改造作戦 その1

前回の記事で、E257系置換え前の183系あずさ、松本M6編成をBトレで再現すると書いたわけですが、実はもう改造作業に入っておりますので、ご紹介いたします。
まずBeforeから。


▲種車となるBトレ485系。運転台窓パーツとボディは透明プラで屋根とは材質が異なる。

さて、このBトレ485系、まず何が問題かというと、このスカート。みっともないです。
スカートをレザーソーで切り落とし、やすりで形を整えます。

この485系、運転台が窓パーツからおもいのほかよく見えますので、運転台ユニットも製作することにしました。

まず、分解し、屋根パーツに窓のヘリをデザインナイフでなぞるようにして印をつけ、干渉しないように四角形状に開口します。具体的には四隅は少し"削りしろ"を残してドリルで穴を開け、間をデザインナイフなどでつなぎ、"□"を大きくしていきます。

ここまで来たときの写真が↓です。


▲スカートが切り離され、屋根パーツに運転台ユニットをはめ込む"口"が開いている。

次に、最初の写真でわかるように、先頭部では運転台窓直下で別パーツとなるために、先頭部にパーツの分かれ目、「線」が非常に目立っていましたので、灰色部分の屋根パーツと白い部分の運転台部分を切り分け、運転台部分をボディパーツに接着し、同一パーツにすることにしました。

まず、スチロール樹脂含有タイプのトロトロした方のプラモデル用接着剤で接着し、丸2日ほど置いたところで、つなぎ目にスチロール樹脂非含有タイプのサラサラした接着剤を流し込み、さらに丸2日ほど放置しました。その後、つなぎ目に塗装用うすめ液で溶いたプラパテを塗り、4日ほど放置。その後、平滑化にかかりました。


▲運転台部分をボディーパーツに取り付けた種車。

と、ここで問題発生。アレだけしっかり接着したつもりが、ボロッと取れてしまいました。
ボディパーツに使われている透明プラが、溶着して接着する通常の不透明プラと材質が違うことは承知していましたが、ここまで溶けないとはさすがに思わなかったのです。
職場の先輩のアドバイスや、手持ちの文献を調べた結果、セメダインから発売されている塩ビパイプ用の接着剤で接着すると接着力がアップするとの由。早速買い求め、使用しました。

と、何ということでしょう!! 以前とはえらい違いです。がっちり固定され、快適にヤスリを当てることができました。

再度パテを盛り、ヤスリであらかた平滑にした後、再度サーフェーサーを筆塗りしたのち、特急マークと運転台屋根上の前照灯、ホイッスル、車両用信号炎管、検電アンテナを撤去し、車両用信号炎管を設置しました。また、愛称表示部を開口、ここは手製のマーク変換装置を設置する予定です。
さらに、実物をよく見ますと運転台直前のおでこの部分、ここは中央部が若干盛り上がってますので、運転台窓パーツにかからないように"t0.3"のプラシートを接着し、両側を削ってそれらしくしました。


▲運転台中央部分を盛り上げ、さらにサーフェーサーを塗った後。


▲施行前と施工後の比較。印象が全然違う。

このボディパーツは先頭部のパーティングラインが目立ちますので、パテを盛って整形します。また運転台窓の直後はへこみすぎているので、ここにもプラシートを張って整形が必要なようです。

さらに、実物の写真がネット上にありますので参考にしています。乗務員室扉直後に別の先頭車両からドアを提供してもらうのですが客室窓を一つ潰すか半分潰すか迷っています。実物は半分の窓がついたTcはATC付になってしまいますし。

それではまた次回。
by trandiatec | 2005-11-10 00:26 | B Train Shorty
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